・部下はどのように褒めれば良いのだろう?
・どう褒めれば部下は成長するのだろう?
・自主性を高めるにはどのような褒め方をすれば良いのだろう?
このように部下に対して悩むことは多いと思います。
部下の褒め方を学べば部下の自主性を高めたり、モチベーションを高めたりすることができます。
部下の褒め方を学ぶべき理由
褒め方がうまい上司は部下へ様々な影響を与えます。
3つの目的を解説していきます。
部下の自主性を高める
まず一つ目は「部下の自主性が高める」です。
自主性とは「誰かに指示されなくても自分自身で行動できる」ことです。
自主性とは「誰かに指示されなくても自分自身で行動できる」ことです。
自主性が高まると上司が指示を出さなくても自分で考え行動し成果を出してくれるようになります。
関係が出来ている上司と部下という前提ですが、
尊敬する上司に褒められるのが嬉しいから仕事を頑張るというところもあると思います。
良い行動を習慣化させる
2つ目にに部下を褒める目的は「良い行動を習慣化させる」ことです。
部下が良い成果を出した時に成果自体を褒めることも大切ですが、
成果に結びつくまでの良い行動を褒めてあげましょう。
例えば、営業職の場合であれば
売れたことだけでは無くお客様に親切丁寧に接客しお客様の不満を解消した行動や態度を褒めてあげる
という感じです。
成果までの過程や行動を褒めてあげるとその過程や行動は習慣化しやすくなります。
部下の自己肯定感が高まる
3つ目は「部下の自己肯定感が高まる」ということです。
自己肯定感は「自分を認め尊重してもらう」ということです。
部下は褒められることによって、上司に認められ、会社から認められ、必要な人材だという事を自己認識します。
自己肯定感を高めていくことは働きがいになったり、部下のモチベーションも高くしていくことができます。
部下をどのように褒めれば良いのか?
I(アイ)メッセージで伝える
〇〇をしてくれて私は嬉しいよ。というように褒める方法です。
・君が結果を出してくれて嬉しいよ!
・私の仕事を手伝ってくれてありがとう!
・来客の対応をしてくれて助かったよ!
などです。
部下は承認欲求が足りていません。
上司はその欲求を満たしてあげることで部下のモチベーションを高めることができます。
「君のおかげだ」という承認欲求と「人の役に立っている」という自己実現欲求を満たしてあげましょう。
ストレッチ・ゴールを設ける
褒めた後に「次は〇〇してみようか。」と次の目標を設ける方法です。
褒めて終わってしまうと次の行動に繋がりません。
成果を出して褒めた時は部下のモチベーションも高い状態だと思われます。
その時にストレッチゴールを設けて次の目標を立ててあげるのも上司の役目です。
次の目標を設けることでモチベーション高く維持したまま次も頑張ろう!となってくれます。
・よく〇〇が出来たね!次は✕✕に向けて頑張ってみようか!
結果だけではなく過程も褒める
部下が成果を出した行動を習慣化させるためには、結果だけではなく過程も褒めてあげましょう。
例えば、
・今回、目標を達成できたのは、〇〇という行動の結果だと思うよ!
・このお客様に購入していただいたのは、君が根気よくお客様へ商品の提案が出来たからだ!
・君が分かりやすく商品説明をしたからお客様も満足していたよ!
などなどです。
行動を褒められると、「こうすれば良いのか!」と部下も行動の指針が出来るのでモチベーションにも繋がります。
良かった部分を具体的に褒める
ただただ褒めると言っても全体的にざっくり褒めても部下には響きません。
具体的にどの部分が良かったのかを褒めることで行動が習慣化されていきます。
適当に褒めても部下は「この人本当に言ってるのかな?」「なんか適当に言われているな」などと自己肯定感が下がってしまいます。
褒めるなら具体的になんの行動が良かったのか、そのおかげで成果に結びついたと伝えてあげてください。
さいごに
「褒める」というスキルは上司が身に着けないといけないスキルです。
上司が褒める力に長けていると部下の良い行動が習慣化し、部下の自主性を高め、部下のモチベーションを高めます。
是非身につけておきましょう!
それでは!