・マネジメントとして配属された部署が「人間関係が悪い」「成果が出せない」等の問題だらけ
・部下や組織が成果を出せず、どうすればよいか分からない
・新任マネージャーとして配属されたが、まずは何をすればよいのか?
このようにマネージャーは日々問題と直面します。
私は上司やマネジメントが身につけるべきスキルの一つに「問題解決スキル」があると考えます。
マネジメントは日々業務に対する「問題」を「解決」することによって大きな成果を出すことができます。
問題というと「クレーム」のような外部からの問題を思い浮かべるかもしれませんが、
それは問題の中の一つです。
それ以外にも様々な問題を解決しないといけません。
・人間関係の問題
・売上・収益をあげないといけない問題
・クレーム対応
・部下育成の問題
・職場環境問題
・労働時間の問題
など様々です。
特にマネージャーが直面する問題はお客様からのクレームなどの外部からの問題ではなく、
社内の人間関係や売上を上げないといけない等の内部的な問題が多く存在すると思います。
そして、今回はすべての問題に対して言えるを解説していきます。
結論は現状把握を徹底すること
まず結論からになりますが、
マネジメントや上司は発生している問題に対してまずは「現状把握」を徹底して行いましょう。
なぜ現状把握なのか
現状が分からない状態で対策案を立てることは
「医者が患者の病気が何なのか分からないのに薬を処方するようなもの」です。
現状が把握できなければ問題を解決するための対策案は立てられません。
なので、まずは問題に対する「現状把握」を徹底して行いましょう。
どうやって現状把握をすればよいのか
例えばどのようにして現状の把握を行えばよいのでしょうか?
それには組織のスタッフやチームメンバーなどに話を聞くといいです。
今まで問題と直面してきたスタッフだと色々感じるところがあると思います。
各々のスタッフが考える問題点を洗い出します。
1ON1面談や日々のコミュニケーションから聞き出しましょう。
結論
各々のスタッフに話を聞けばある程度「組織の中での問題点がどこにあるか」という意見がまとまってきます。
「〇〇さんが働いてくれない」
「システムが不具合を起こしていて効率が悪い」
「商品のクオリティをもっとあげないといけない」
「部署間の連携が弱い」など
そして、浮き彫りになった問題点に対して「対策案」を考えていくようにしましょう。
話を聞いて浮き彫りになった問題点でもすぐに対処できるものと出来ないものと出てくると思います。
マネージャーだとできる権限にも限界があると思います。
まずは改善しやすく、効果が大きいものから手をつけていくようにしましょう。
まず問題に対しての対策を考えることではなく、いち早く現状の把握を行うこと。
これが大切ということです。
問題解決の第一歩は起こっている問題に対しての「現状把握」です。
現状把握する際には
「なぜ問題が起こっているか」
「どうやって問題が起こっているか」
「いつから問題がおこっているか」
「誰が問題を起こしているか」など
具体的に把握できるようにしましょう。
それが分からないことには対策の立てようがありません。
なので、マネジメントや上司は問題に直面したならばまずは現状把握をしっかりと行いましょう。