ロジカルシンキングって色々なところで聞くけど、簡単にいうとどういうこと?
私もマネジャーになったので、日々様々な問題に直面します。
そんな中で必要な考え方が「ロジカルシンキング」です。
ですが、ぶっちゃけ「ロジカルシンキング」って何?
という人も多くいると思います。
というのも私も正直よく分かっていませんでした。
なんとなく「論理的思考のことですよね?」くらいは分かっていましたけど、
「結局それはなに?」って感じでした。
ですが、このロジカルシンキングを理解することが出来れば
などの様々なメリットがあります。
では、簡単に解説していきます。
ロジカルシンキングとは
簡単にとお伝えしましたが、まず理解して頂きたいのはロジカルシンキングは「論理的思考」です。
筋の通った理解しやすい考え方なので、
・部下に何かを伝えたりする時
・クレーム対応のときに相手の言ってることを整理する時
・上司に何か提言する時
・商談の時に相手が何に問題を感じて契約に至らないのかを整理する時
などに活躍します。
基本的に相手に何かを伝える時にロジカルシンキングを活用できます。
・ロジカルシンキングを身につけるといろいろな事を分かりやすく理解できるし、伝えられる
・問題点を分解して「問題の原因」「問題を分析」「解決策の考案」が具体的にできる
ロジカルシンキング「MECE(ミーシー)」について
ロジカルシンキングの中でも有名なフレームワークでMECE(ミーシー)というものがあります。
MECEを活用する際には
- Mutually(お互いに)
- Exclusive(重複せず)
- Collectively(全体に)
- Exhaustive(漏れがない)
ということを意識して意見を出します。
正直、一人で考えていると抜けや漏れが出てくると思いますので、
何人かで会議を行うときに活用される事が多いです。
ロジカルシンキング「ロジックツリー」について
ロジカルシンキングで検索した時に必ず出てくる「ロジックツリー」
ロジカルシンキングをする際に必ず出てくるフレームワークですが、
簡単に言えば「問題や結論を先に考え」それに対しての「課題や原因を考える」というだけです。
例えば、
年間60台の販売をしたい!
という営業マンがいたとして、ロジックツリーを使って考えると
では、60台売るためにはどうすれば良い?
となり、
方法1 新規客からの商談を作る
方法2 車検からの代替え促進をしてみる
方法3 紹介をもらう
などと色々な案が出てきます。
では、方法1の「新規客からの商談を作る」ためには何をすれば良いだろうか?
では、方法2の「車検からの代替え促進をする」ためにはどうすれば良いだろうか?
では、方法3の「紹介をもらう」ためには何をすれば良いだろうか?
というようにどんどん掘り下げていき、自身が「何を」「どのように」「どれだけ」の業務をこなすべきかまで落とし込んでいきます。※あくまでも考え方ですが
最終的には例えば「を月に100件の商談を発生させる」「車検の人に〇〇件、代替えの案内をする」「自身の顧客に紹介の打診を〇〇件行う」などという具体的な数字に落とし込むことができます。
事柄を分解して相手に伝えることができる
ロジカルシンキングが出来る人は論理的な会話が出来るので、
相手に物事をわかりやすく伝える事ができます。
例えば、
A=Bで
B=Cです。
なので、C=Aです。
というように道筋が通っていて、わかりやすい感じです。
聞いている人も「あーそういうことね」ってなって腑に落ちる感じになります。
ロジカルシンキング 鍛え方 日頃から何故?と疑問を持つことが大切
ロジカルシンキングを鍛えるためには、
日々物事に対して「何故?」と考える事が大切です。
仕事をする上でも「何故?」と考えることは非常に重要です。
物事の本質を見抜くためには日々トレーニングする必要があります。
トヨタは問題が発生すると本質を探るために「何故?」を5回繰り返すのは有名な話です。
なので、私達も業務内で発生した問題や目標を達成するために何が必要で何をしないといけないかを深く考えていくようにしましょう。
問題を書き出して可視化する
その中で考えているだけだと余計な雑念が邪魔をする可能性があるので、
紙に書き出すようにしましょう。
スマホなどのメモ機能でも良いですが、
スマホは雑念を生み出す塊なので出来ればA4などの用紙が望ましいかと思います。
紙にロジックツリー形式で問題提議を行い、その物事に対して原因や課題を書き出していきましょう。
きっと頭の中が整理されて考えが洗礼されると思います。
さいごに
ロジカルシンキングは社会人には必須の考え方です。
特に部下を持つ上司は問題に直面することが多く、
上司として成果を出すためには必ず問題を解決しないといけません。
なので、是非このロジカルシンキングを使いこなし物事に対する考え方をしっかりと鍛えていきましょう。